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連載 美しくなるためのフードダイアリー
〜2019年1月編〜

美容の仕事に携わる女性のリアルな食生活から、美しさの秘訣を学びたい。体によい食べ合わせのコツやちょっと手抜きをした日の簡単レシピ、はたまた気になるレストランなどを紹介してくれるのは、ビューティライターのAYANAさん。思わずメモしたくなる情報が満載の食日記のスタートです。
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1月×日​

お正月は久々に横浜の実家で過ごす。博多出身の父の風習を受け継ぎ、昔からお雑煮の具はブリと里芋、小松菜、するめ、人参、しいたけ、そして丸餅。今改めて考えると、お雑煮ってかなり優秀な栄養素が詰まっている。しかし、博多出身の父を持ち、横浜で生まれ育ち、東京に暮らす私はどんなお雑煮を作ればいいのだろうか、といつも悩んでしまう。
1月×日
帰省中、高校時代の友人と会ってランチ。地元はあまり飲食店が充実していないためファミリーレストランへ。シンプルな味付けのステーキと、巨大な豆腐が野菜の上に鎮座しているサラダというタンパク質強化メニューをチョイス。素材のままに近いメニューなら、それだけ栄養素も取れるように思う。とはいえ、学生時代の話から未来の話まで話題が尽きない時間にフライトポテトは必須。代わりに炭水化物はガマン。
1月×日
空腹というものに耐えられないので、朝食は必ず食べる。私は炭水化物を摂りすぎる傾向にあるので、本当はフルーツ+ゆで卵+野菜のスープといった朝食がベストなのだけど、つい満足感を優先してしまう。特にグラノーラには目がない。今朝はドライフルーツをプラス。シリアルにはミルクではなくヨーグルトをかける派。いつまでもサクサクだから。
1月×日
新年会で三軒茶屋の「香辣里(シャンラーリー)」へ。神田にある「味坊」の系列店で、今いちばん好きなお店。発酵・燻製・ハーブを多用した中国の湖南料理がずらり。青唐辛子のピータン和え、醤油漬け干豆腐と香り野菜の和え物、燻製豚三枚肉と葱の炒めものをオーダー。そして中国紅茶と梅干しの漬け込みハイボールや自然派ワイン。本当に何を食べてもおいしすぎて思考回路が崩壊し、今年の抱負など何一つ話す暇がなかった。
湖南菜 香辣里
東京都世田谷区 太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋7F
03-6450-8791
https://www.facebook.com/XiangLaLiHunan/
1月×日
息子が先日4歳になった。ハンバーグや親子丼、コロッケに唐揚げなど、順調に子どもらしいメニューを好んで食べている。料理に時間が割けないこともあり、よく作るのはドライカレー。家庭料理のカレーは完全栄養食だと思う。問題は、息子はソースやケチャップの甘いカレー、私はスパイスの辛いカレーを愛していること。ふたりの好みにどう折り合いをつけるかが目下の課題。
1月×日
ここのところ新年会続き。お世話になっている人、久しぶりに会う人、そしてはじめましての人。酒場でのコミュニケーションって本当にいい。翌朝、お酒とご馳走で疲れた胃に染みるのは、なんといってもスープ。「エードット」のスープは大豆をベースにしているので、たんぱく質を気軽に摂れるのがありがたい。まだ子どもが起きる前、メールチェックしながらマグでいただいてしまう。
エードット スタートリッチビーンチキンスープ
https://net.pola.co.jp/beauty/products/sp/brand/a_dots_tel/
1月×日
原稿書きで一日中家にこもる。保育園のお迎え時間までどれだけ進められるかが勝負。お昼ごはんもスピーディに済ませたいから、作るのも食べるのも手軽なオープンサンドに。先日取り寄せた「つりや」の真いわしオイル漬けをのっけただけ。骨までやわらかで、しみじみおいしい。
「つりや」真いわしオイル漬け
https://www.tsuriya.com/shop/products/detail.php?product_id=63
1月×日
今日は料理するぞ! と気合いを入れるとなぜか炊き込みご飯や混ぜご飯を作ってしまう癖がある。少しばかりのごちそう感が出るからだろうか。調理法としては概して簡単なものが多いので、気合いは特に要らない。今日は牛ごぼうの混ぜご飯にした。動物性たんぱく質を愛している人間だけど、一番は牛肉かもしれない。私は鉄分不足気味なので、ヘム鉄を欲しているのだろう。
1月×日
友人から、米麹の手づくり味噌をいただいたので早速味噌汁に。出汁は昆布と鰹節が定番。「発酵食品は身体を温める」と美容皮膚科の先生から取材で伺って以来、積極的に納豆や味噌汁が食卓に登場するように。今日の具はかぼちゃ、いんげん、あおさ海苔。最高の組み合わせだった。
1月×日
食通の友人に以前教わった金言「アンテナショップの2階にある飲食店はだいたい美味しい」。その土地のプライドがかかっているから素材は間違いないし、それでいて気取っていない雰囲気で。今日は銀座にある高知県のアンテナショップで「土佐おきゃく御膳」を注文。小鉢まで手を抜かずきちんと郷土料理なのがいい。
まるごと高知
http://www.marugotokochi.com
AYANA
ビューティライター。化粧品メーカーでの企画開発職を経験後、独立。美のために生み出されたモノや美に携わる人々について、言語化するのが主な仕事。女性たちが自分自身や世界を美しく捉えなおす、そのきっかけづくりをお手伝いしています。
Instagram:tw0lipswithfang
Photographs by MARUO Kazuho(portrait)、AYANA(food)
Text by AYANA
Edit by HATTORI Madoka、OBAYASHI Shiho
Cooperation by Cafe CRESCENT
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