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2019年は日記をつけてセルフケア

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ゆっくりと気持ちのいいお風呂につかるか、それとも自分の考えを紙に書き留めるか――。セルフケアに対する私のアプローチ法を一番わかりやすくまとめると、こうなるでしょうか。洗面台の下に山積みになっている使いかけのフェイスマスクや、お遊びで試してみたものの結局ドレッサーの上で埃をかぶっている口紅など、私には隠し持っている美容アイテムがあります。これらのアイテムはすべて、たとえほんの数分だけでも、自分にはやるべき仕事も、かけるべき電話も、向き合うべき困難もないかのように思わせてくれるひとときを与えてくれるものです。
その一方、私は週に一度のセラピーセッションに通っているのですが、その45分間のすべてをただ不満を言うだけ、もしくは泣くだけ、あるいはその両方をするためだけに使うこともあります。そしてそのセッションを通じて、私はものごとを書き溜めることが好きになってきたのです。簡単に「今日は気分がいい」とだけ書く日もあれば、友人と出会って感じたことを詳細に書き記す日もあります。その中間をとってほどほどに書くという必要はありません。そうした書く過程での自由さこそ、私が気に入っている理由なのです。ただその自由には、続けていかなくてはならないという義務もついてきます。私を含め多くの人が、新年の抱負を書いた長いリストに「自分について考える」と挙げている事実を踏まえると、今こそ日記を書き始め、継続することを目指すのによいタイミングではないでしょうか。

メリット

第一に、書くことには何の意味があるのでしょう? もしあなたがものごとを胸の内に秘めておきたいタイプだったり、書くよりもむしろ人ととことん討論したいタイプだったりしたら余計にそう思うかもしれません。
「私にとって日記を書くことは、自分のなかにある答えにアクセスするということにつきます。必ずしも毎日の行動を記録しているわけではありません。心の健康を管理し、自身や自分の欲望とのつながりを把握しようとしているのです」と、自己啓発サイト「Stratejoy」のライターで創設者でもあるモリー・マハール氏は言います。
多くの場合、日記は自分の心の声を聞くための最も簡単で手っ取り早い方法だと言えます。どこにでも持ち歩けて、すぐに取り出せるならなおさらです。日記を書くことによって、うまくいっていることや、うまくいっていないこと、自分が心から望むことについて、即座に理解を深めることができます。
画像提供:Astrakan Images

越えるべきハードル

せっかくかわいいノートとピカピカの新しいペンを用意しても、毎日書いていた日記は週1回に減り、そのうち日記を置いた場所さえ思い出せなくなってしまうもの。ほとんどの人は「忙しすぎる」「優先順位の上位にない」といった言い訳を始めます。マハール氏は、日記には容易に続けられない、あるいは満足感を感じられないといった側面もあると言います。
「自分の人生の現実を目の当たりにしたくないという理由で、日記を書くことを避けている人たちに会ったことがあります。人生の水面下で起きていることから目をそらしたり、避けたり、完全に無視したりするほうが簡単ですから」
また、自分の人生に何かが起きていることを認めてしまうと、それに対して何らかの行動をとらなければならないと思ってしまうために、日記を書くことに不安を感じることもあるでしょう。でも、そんな必要はないのです。「何かしなくてはと心配したりせずに、ペンの赴くままに書くことを自分に許すことができれば、腰を据えて取り掛かろうと思えるかもしれません」とマハール氏。
また、自分の書いていることには――それがふと浮かんだ束の間の考えであっても、あるいはより深く根差した考えであっても――何の価値も、何の意味もないのではないか、とあらかじめ決めつけてしまうこともあります。マハール氏は「私たちは、自分についての決定権を持っているのは自分以外の“他の”誰か、たとえば自分のパートナーや家族、学校教育、家長制度、社会の伝統的なやり方、インスタグラムのインフルエンサーなのだ、という他力本願なモデルに慣れきってしまい、他でもない自分自身の内なる真実を拠り所にできることを忘れています」と指摘します。
「わざわざそんなことをしなくても」という気持ちに対抗するために重要なのは、自分の中に存在する生き方や考えは、長い時間をかけて書き留めるだけの価値があるのだと思い出すことなのです。

まずやってみる

「私はなぜ日記を書くのだろう?」というハードルを越えたら、実際にやってみましょう。まっさらなページに自由に書くのが怖いと感じる人のために、書くためのポイントをいくつか紹介します。
たとえば、書く内容を具体的に決めることからスタートするのはどうでしょう。その日に自分が感謝することを挙げたリスト(いわゆる感謝の日記)にするのもいいし、夢からメッセージが得られると考えている人なら、目覚めてすぐに内容を書き留めておき、後から見直すのもいいかもしれません。スピリチュアルな現象を深く信じている人なら、気に掛かることに対する「祈りの日記」なども、自分の日々の考えを把握する方法としておすすめです。
こうした方法のどれもまだ自由すぎて心許ないという人には、あらかじめ指示が印字されていて、具体的に書き込むことができる市販の日記帳を利用する手もあります。マハール氏のインスタグラム用の「Reclamation」日記には、記入欄とともに、3つの感謝と、その日の目標、頭のスペース(頭の中ではどんな風に聞こえるのか)、心のスペース(心の中ではどんな風に感じられるのか)、2つの宣言(「今日私は…を信じることにします」と「今日私は…に敬意を払います」)といった項目があります。
もっとも、これは自分自身との対話を図るための一つの手段にすぎません。日記がうまくいかないときは、他のやり方もあることを知っておいてください。
この記事はStyleCasterのNikki Brownが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。
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