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「居眠り」しても怒られない 科学的な言い訳

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もしあなたが重要な決断を迫られた時に、「一晩寝かせて」から決めた経験があるとしたら、それは賢明な判断だったと言えるでしょう。人が昼寝をする前と後の脳活動と反応の変化を計測したブリストル大学の最新の研究で、たとえ短時間でも、昼寝は意思決定プロセスに良い効果をもたらす可能性があることが明らかになりました。

 

ジャーナル・オブ・スリープ・リサーチ』に発表されたこの研究は、人が無意識に情報を処理する際に昼寝が助けになるかどうか、また、それが人の行動や反応時間にどのような影響を与えているかを測定するものでした。結果として、昼寝は脳の認知機能を改善させ、私たちが気づかないところで情報処理をする助けになっていることがわかりました。

 

睡眠が問題解決を促進し、寝て起きた後には物事をよりクリアに考えられるようになることは、過去の研究からすでに明らかになっていました。

 

しかし、たとえ入眠前に、自分には決断を下すための何らかのヘルプが必要だと自覚していなかった場合でも、以上のような効果を得られることまではわかっていなかったのです。

 

今回の研究結果から、昼寝といったごく短い睡眠でも、脳の情報処理能力が向上する可能性があることが明らかになりました。また、私たちが起きている間に仕入れた情報は、睡眠中により有意義な方法で処理されている可能性があることもわかっています。

 

「この研究結果が注目に値するのは、これらの変化が、意図的で意識的な認識を事前にもたないところで起きていることにあります。被験者の無意識下にある手がかりを脳が処理することで、そうした変化が起きているのです」ブリストル大学医学部のトランスレーショナル健康科学講座で、認知症神経学の上級講師を務めるリズ・クルザードは声明でこのように述べています。「年齢に応じて調査結果に相違が生じるのか、また生じるならどのように異なるのかを比較するため、そして潜在的な神経機構の調査をするために、より大きなサンプルサイズでの研究がこれから必要になるでしょう」。

 

というわけで、あなたが次に何かを決断することになったとしたら、それを先延ばしにして堂々と昼寝をするための、科学的な言い訳がちゃんとありますよ。

 

 

この記事は、SheKnowsのElizabeth Yukoが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。

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