Beauty  

ヘアスタイルが決まらない? 髪の変化と上手に付き合う方法

share

女性は歳を重ねるにつれ、身体的な変化を経験します。髪も例外ではありません。手触りから色、そしてボリュームまで、多くの女性は時を経るごとにさまざまな変化に気づくようになります。では、加齢に伴う変化としてまったく正常な状態と、それ以上に深刻な問題のサインとは、どういったものなのでしょうか? ヘアケアの専門家たちに話を聞き、年代ごとに髪の変化が起きる原因と、髪の健康状態をアップするためにできることを教えてもらいました。

 

 

抜け毛

 

加齢による変化で人が最も不安を感じやすいのは、抜け毛ではないでしょうか。まずはそこから話を始めましょう。初めにお伝えしたいのですが、髪の変化を感じているのはあなただけではありません。ニューヨークのアンジェロ・デイビッド・サロンのオーナー、アンジェロ・デイビッド・ピサクレタは薄毛専門のヘアスタイリストです。ピサクレタは男女合わせて何千人ものクライアントの抜け毛の悩みに対応してきましたが、女性の場合、その半数が50代までに何らかの形で抜け毛を経験しているといいます。

 

では、ここまで抜けてしまうと問題になるという限度はあるのでしょうか? ヘアケアブランドévolisの主任研究員であるドミニク・バーグ博士は、1100本の抜け毛は全く問題ないと話しています。しかしヘアサイクルの成長期が短くなり、抜け落ちる間隔があまりに早くなると、髪が薄くなったと感じるようになるかもしれません。薄毛のサインとして、他には分け目が広くなる、ポニーテールが著しく細くなる、ヘアブラシに通常よりも多く抜け毛がつくようになる、といった兆候があるそうです。

 

また、一定の長さまで(たいていは肩のあたりまで)しか髪が伸びなくなったことに気づく女性もいるかもしれません。それは短くなった成長期のちょうど中期に達したことを意味し、毛包(毛を産生する器官)が十分に働かなくなったサインだと博士は説明しています。

 

 

加齢による変化がある理由

 

ある程度までは抜け毛があっても心配ないことがわかりました。それでは、髪の手触りの変化と同様に、このような変化はなぜ起きるのでしょうか? ピサクレタは、髪の変化は遺伝に起因する場合と、食事内容や生活スタイル、そしてヘアケア方法が要因になる場合があると話しています。またバーグ博士は、妊娠や避妊薬、閉経に伴うホルモン値の変化も、髪のサイクルに大きな影響を与える可能性があると説明しています。

 

食生活の大きな変化も髪の状態に影響を与えることがあり、より健康な髪を保つためには、ビタミンB、ビオチン、亜鉛、鉄、そしてビタミンEをたっぷり摂取するようにとバーグ博士はアドバイスしています。

 

そしてもちろん、ストレスも髪質と髪の健康に大きなダメージを与える可能性があります。極度のストレスを感じたり、病気になったりした場合、身体は他の器官を最優先に機能させるため、髪の成長が遅れることがあるとバーグ博士は説明しています。

 

 

年代別に見る髪の変化

 

以下に、年齢を重ねるごとに起こりうる髪の変化をまとめました。

 

 

20

 

20代前半は「髪が太く、キューティクルは引き締まった状態であるため、一般的には髪にとってベストな時期」だとバーグ博士は話しています。ストレスを感じていたり、過剰なダイエットをしている、また避妊薬を飲んでいる場合は、何かしらの変化を感じる可能性もあります。

 

 

30

 

家族を持ち始める人が多い時期です。妊娠、出産、授乳はホルモンに変化を与えるため、ヘアサイクルに深刻な影響が生じる可能性が高いとバーグ博士は話しています。その結果、必要以上に髪が抜けたり、髪の毛が細くなったりする場合があります。

 

「妊娠は髪にツヤと水分を補給する皮脂腺にも影響を与えます。妊娠中、髪は艶やかで美しくなりますが、出産後、髪は活気を失い、切れ毛や枝毛が多くなるなど、大きな変化を迎えます」と博士は説明しています。

 

 

40

 

仕事でも私生活でも忙しくなり、両者が時間を奪い合うかのように感じる人が多くなる年代です。結果として、ストレスを感じやすくなる一方、ケアに時間をかけられなくなるため、髪に影響が出るとバーグ博士は指摘しています。

 

また、40代になると枝毛や切れ毛が増え、髪が傷みやすくなるのですが、その時期から定期的にヘアカラーをするようになる女性も増えるため、それが髪をさらに傷める原因にもなっていると、バーグ博士は加えて説明しています。

 

 

50

 

50代になると多くの女性は更年期を迎え、ヘアサイクルも短くなります。この時期までにすべて白髪になっている人もいますが、その場合にはメラニン細胞の消失により、切れ毛や枝毛が増えるようになるとバーグ博士は説明しています。

 

 

60

 

一般的にはこの時期に閉経が完了するため、エストロゲンが減少し、テストステロンが上昇する女性が多くなります。「テストステロンは男性と同様、女性の毛包にも影響を与える可能性があります」とバーグ博士は説明しています。また、60代になると女性の髪はより切れやすくなるため、その結果としてショートヘアにする女性が多くなるそうです。

 

 

健康な髪を保つには

 

髪の成長に与える影響を考えると、いかにストレスを抑えるかが重要になるとピサクレタは話しています。またヘアケアに関しては、洗う回数を週34回にするようにとアドバイスしています。洗いすぎは髪に必要な油分を落としてしまい、抜け毛につながるのだそうです。

 

エクササイズは代謝機能を高めるので、髪の成長を助ける可能性があるとバーグ博士は言います。また、毛包が死滅するのを防ぐため、刺激の強い化学薬品を使った処置は避け、エクステンションをつける場合は重すぎないものを選ぶようにともアドバイスしています。

 

年を重ねるにつれて髪の変化を感じたとしても、それはまったく正常なことだと言えそうです。食生活を整える、エクササイズをする、そしてストレスを避けるなど、髪に限らず、健康のためにできることを実践するのが、最善の策なのではないでしょうか。

 

 

この記事は、SheKnowsのKatie Smithが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。

share