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涙の効用 泣くことが心と体に与えてくれるもの

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筆者が最近涙を流したもの。それは、読書会のために現在読んでいる本、ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」のすべての瞬間、そして赤ちゃんが口紅を試している動画……です。

 

そう、私は泣き虫なのです。でも、泣くことはそんなに悪いことなのでしょうか? よくぞ尋ねてくれました。実は、泣くことの効用についてはこれまでにも数多く研究されてきたのです。そして簡単に言ってしまえば、泣くことは「良いこと」なのだそうです。もちろん注意点もありますので、これから詳しく説明していきますね。

 

「涙を流すことは、体を活性化して健康な状態に導きます」。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の臨床心理学者であり、ラウル・ワレンバーグ倫理研究所で所長を務めるスティーブン・シダロフ博士は、ヘルスケア情報メディアWebMDでこのように回答しています。「泣くことで、人は警戒心を緩め、肩の力を抜くことができるのです。ですから、とてもポジティブで健全な行為だと言えるでしょう」。

 

「気が晴れるまで泣く」という言葉がありますが、これは(ある意味では)まさに的を射た表現だと言えます。南フロリダ大学で臨床心理学を教えているジョナサン・ロッテンバーグ博士は、涙の効用について書かれた論文の中で「調査では、被験者のうち約3分の2が、泣いた後にはたいてい気分が良くなると報告している」と書いています。とはいえ、人は泣くことの効果を無意識のうちに過大評価する傾向があるため、その効果の程度に関しては慎重になる必要があるとも述べています。泣くことは確かに人の気持ちに良い影響を与えると博士も認めていますが、それが万能薬になるわけではないのです。

 

そこで、とにかく泣きたくなった時には、涙を最大限に活用するために、心理学専門サイト「サイコロジー・トゥデイ」で紹介されている次のようなヒントを参考にしましょう。まず大事なのは、社会的に泣くことがふさわしいと思われている状況(たとえばオリンピックの開会式など)になるまで、泣くのを待ったりしないこと。自分自身が泣きたいと思ったタイミングで、我慢せずに泣きましょう。次に、泣いている時にはタイムリミットを設けないこと。十分に泣いたと思ったら、体は勝手に泣くのをやめるものです。

 

というわけで、さっそくですが、映画『マグノリアの花たち』を(それが7回目であっても)観ながら、涙を流してみませんか。きっとあなたの健康に役立つはずですよ。

 

 

この記事は、PureWowが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。

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