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人生を豊かにするお金の使い方

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ローラ・ヴァンダーカムは、『All the Money in the World: What the Happiest People Know About Wealth(世界のお金:最も幸福な人たちが考える豊かさとは)や『I Know How She Does: How Successful Women Make the Most of Their Time(成功した女性たちの時間の使い方)』など、人生における成功の秘訣を紹介する本をいくつも書いています。そこで彼女に話を聞き、幸福で豊かな暮らしをしている人たちが、実際にはどのようにお金を使っているのかを教えてもらいました。

 

 

経験に使う

たとえどれほどの財産を持っていたとしても、そこには「ヘドニック・トレッドミル(快楽のランニングマシン)」という不思議な現象がついて回るようです。これは、たとえいくら幸福感を与えてくれるものでも、人は時間の経過とともに慣れてしまい、そこから得られる幸福度は薄れていくことを言います。たとえば大きな家を購入して、広々としたスペースに喜びを感じていたはずなのに、次第にその広さを実感できなくなってしまったり、もしくは他の家と比べて自分の家を小さいと感じてしまったり……。ところが経験というものは、ちょっと性質が違うのです。まず、経験は往々にして何かと比較できるようなものではありません。他の誰かがスポーツの試合を観戦しに行ったからといって、美術館での自分の鑑賞体験がつまらなく思える、なんてことはないのです。また、人は何かをするたびに、毎回違った経験を得ることになります。たとえば今夜友人たちとバーに行くのと、来週再び同じ友人たちとバーに行くのでは、状況に変化が生じるため、なかなか飽きることはありません。ですから同じお金でも、物に使うより経験に使った方が、人はより多くの喜びと興奮を得やすいというわけです。

 

 

時間の節約に使う

お金は増やすことができます。けれど、時間を増やすことはできません。ですから時間を買うためにお金を使うことは、たいていの場合、良い投資だと言えるのです。自分がどんな時にイヤな気分になり、どんな瞬間に時間が惜しいと感じてしまうのか、時間の使い方を振り返りながら考えてみましょう。そうしたネガティブな時間をポジティブに変えるために、効果的にお金を使う方法はありませんか? 芝生の手入れを面倒くさいと思ったら、プロに頼んでみましょう。通勤がつらいと感じている人は、週に12回は家で仕事ができるように交渉し、ホームオフィスを整えるためにお金を使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

他人のために使う

人間は社会的な生き物ですから、やはり他人との強い絆に喜びを感じるものです。絆を強める方法の一つは、自分ではない誰かのためにお金を使うことです。何も大金をはたく必要はありません。友人にコーヒーを1杯おごるだけでもいいのです。そうすれば一緒に時間を過ごすことができますし、あとからおごり返してもらうことだってあるかもしれません。その場合、コーヒー1杯分の投資で、コーヒータイムを2回楽しむことができるのです。サポートしたいと思う誰かにお金を使うと、気分が良くなるだけでなく、自分にはお金が十分にあると感じることができるはずです。自分は誰かのためにお金を惜しみなく使える人間なんだと実感することができるからです。そしてこの実感こそ、人に満ち足りた気持ちをもたらしてくれるものなのです。

 

 

この記事は、PureWowが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。

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