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世代が混在する職場で、上手に振る舞うには

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人の上に立って仕事をすることは、簡単ではありません。まず、そうした役職に就くために優れた業績を残している必要がありますし、いざ管理する立場になれば、自分以外の人々の仕事やキャリア、個性も見据えた上で働くことになります。それもほとんどの場合、相手にするのは自分とはかなり異なるタイプの人々でしょう。

 

更に事態を複雑にしているのは、現代の職場がかつてないほどに世代が混在しているという事実です。なかには、トラディショナリスト世代(19281945年頃生まれ)、ベビーブーマー世代(19461964年頃生まれ)、ジェネレーションX19651979年頃生まれで、多くは従来の定年を過ぎても働く傾向にある)からミレニアル(19802000年頃生まれ)まで、そして新たに加わったジェネレーションZ(ミレニアル以降生まれで、仕事の上で、前世代人とは大きく異なる価値観を持つこともある)も含め、すべての世代が揃っている企業もあるでしょう。つまり今日の職場では、仕事での経験も、仕事に対する期待や価値観もそれぞれ異なる、最大5つの世代からなる社員たちと共に働く可能性があるということになります。

 

その結果、直属の部下よりも上司の方が年上である、といった従来のヒエラルキーがひっくり返る現象も起きています。CareerBuilderの調査では、なんと38%の米国人が、現在自分よりも若い上司の下に配属されているという結果が出ています。

 

では、自分がその「若い上司」の立場になったとしたら、どのように振る舞ったら良いのでしょうか? 気まずさがないとは言えないこうした状況下で、うまく立ち回るための方法をいくつかお伝えしたいと思います。

 

 

年齢差を問題だと決めつけないこと

自分より年上の社員が、年齢差を気にしていると勝手に判断しないようにしましょう。自分が若いことで申し訳なく思う必要はありませんし、気がかりなことや不快なことが起きていないのであれば、わざわざ年齢差を持ち出して問題にしなくても良いのです。自分よりも若く、異なる世代的価値観を持っている上司のもとで働きたいと思う人だっているはずです。自分がリーダーシップをとる立場に配属された理由を疑ったりせず、上司として振る舞うことにためらいを感じないようにしましょう。

 

 

とにかく耳を傾ける

反対に、自分の部下があなたの年齢についてコメントしてきたり、不安な様子を見せていたり、更には不満まで抱いている場合には、次のステップを試してみてください。まず、そうしたそぶりを見せている部下と一緒に過ごす時間を作り、相手のことを知るように努めましょう。相手の経験や意見、専門分野、興味があることについて質問してみるのです。そしてその上で、互いの共通項目を見つけてみてください。たとえば好きな本や、尊敬している人、聞いているポッドキャストなど、二人の間の共通の話題を探りましょう。自分のために時間を割き、個性を尊重してもらえているとわかれば、相手の態度も次第に和らいでいくはずです。

 

 

仕事のやり方は人それぞれ

部下の仕事の進め方に対しては柔軟に対応し、結果や成果にフォーカスするようにしましょう。自分より年上の社員(この場合はどの年代にも当てはまりますが)が、職場であなたとはまったく異なる振る舞い方をすることもあるはずです。Eメールの書き方から、私生活についてどの程度つっこんだ話をしたいかといったことまで、異なる習慣を持つ人もいるでしょう。テクノロジーに慣れていない人もいるかもしれません。でも、それで構わないのです。(もちろん、業務を完了するためのスキルが足りていないことがわかった場合には、直接フィードバックを伝えるようにするか、何かしらの訓練を受けてもらう必要があるでしょう)。

 

 

年齢差に触れる必要がある場合

年齢差が原因で実際に問題が生じた時には、直接そのことついて話し合うことをためらわないでください。その際には、手短に、はっきりと伝えるようにしましょう。たとえば「あなたは私の年齢について、何かと話題にしてきますね。私はあなたの働きぶりを尊重していますし、一緒に働くことで、共通の目標を達成できると信じています。その上で、お互いより良く働くために、私に何かできることがあったら伝えて欲しいと思います」と直接的に伝えるようにしてください。相手の要求にすべて答える必要はありませんが、話し合う時間を持つことで、あなたが関係を良くしたいと思っていることが相手にも伝わるはずです。その人があなたのことを大好きになることはないかもしれません。しかし、部下のために最善を尽くし、サポートしたいという意思を明確に示すことは、上司であるあなたの役割でもあるのです。

 

成功の秘訣は、あなたが部下たちに心を開き、柔軟性を忘れず、積極的にコミュニケーションを取ろうと努めることにあります。そうすれば、若い上司と年上の部下といった関係も、何かしら新鮮でポジティブな経験を生み出すことになるでしょう。

 

 

この記事は、Refinery29Lindsey Pollakが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、legal@newscred.comにお願いいたします。
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