正解のない未来をプロダクトの力で創造する――産学連携プロジェクトから見えてきた未来のかたち
企業と大学が連携して研究・開発、ワークショップなどを行う産学連携プロジェクト。こうした取り組みは盛んに行われており、学生にとっては社会や企業との接点ができ、企業側にとっても、学生の柔軟な発想から思いがけないアイデアを得る機会になります。2020年、ポーラが多摩美術大学と行なった約半年間にわたるワークショップでは、ポーラのデザイナー7人と同大生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の学生4人が、「美と健康に貢献する10年後のライフスタイルプロダクト」をテーマにしたアイディエーションを開催。“10年後の未来”について考えを巡らせ、アイデアが生み出されるプロセスはどのようなものだったのでしょうか。参加したデザイナーと学生に話を聞きました。